前回に続いて、秋の慶州を歩きます。
アジア最古の天文観測塔、膽星台(タンセイダイ)から東へ15分くらい歩くと、地図には”東宮と月池”とあるエリアがあります。
離宮の跡だそうで、建物も順次復元しているようです。
建物の手前、枝に1個残った黄色い実は花梨(カリン)です。
遠景の樹の上の白い点は・・・たぶんダイサギです。
建物の脇に広がるこの池は、人口池だそうです。
この場所は、接待や貴賓接待に用いられたそうですが....
突然1羽の大型の鳥が飛来! アオサギです。
獲物を捕らえたようです!
拡大して見ると・・・・大きな鯉らしき魚を咥えています。
おまえ、それ飲み込めるの? と見ていると、
魚の頭から飲み込もうと頑張って咥え直します。
喉が大きく膨らみます。
しばらく、この動画のような動作をしていましたが、喉通らないのかな?
時間がかかりそうなので「がんばれよ」と声をかけてその場を後にしました。
さて、そろそろ遅い昼食を、とお店がありそうなエリアへ向かう道すがら、通りかかった一本の柿の木。
多くの実の向こうから騒がしいヒヨドリの声がします。
よーく見ると、ヒヨドリではない鳥もいます。
アカゲラです😃
幹の色と柿の色に紛れていますが、赤く熟した実のそばに移動しました。
後頭部が赤いので雄ですね。
真上からみると、頭部の色が、柿色、黒、赤、とカラフル
自然の配色は不思議ですね。
ヒヨドリより体が大きいせいか、ど真ん中で居座って、周りの柿の実をあっちこっちつみます。
隣の黄色い実も味見😐
でも不味かったのか、すぐに別の熟した赤い実へ移動しました🤣
こちらも、しばし動画をご覧ください。
この後、昼食は、古い家屋を保存しつつ、民俗村的に整備されている校村韓屋村(경주 교촌마을)の中のお店で。
キノコを食べていたリスを見たせいではないですが、キノコをふんだんに使った牛肉入り鍋をいただきました。
広場では大道芸(?)的な催し物の真っ最中。
すぐ脇を流れる川には、これも復元された月淨橋(월정교)がかかっており、みなさん”映える”写真を撮ろうと奮闘中😅
観光地として、客を呼び込む準備は着々、かな。
秋の慶州(キョンジュ)アルキはここまでです。