最低気温が0℃を下回る日々が続く韓国。
今回は、久しぶりに近場の炭川(タンチョン)を訪ねてみました。
初めて水鳥を探しに行ったのは5月でした。
いつものように享子(チョンジャ)駅から川沿いに北に向かいます。
先週末はミセモンジ(미세먼지:PM2.5を含む微粒子による空気の汚れの総称をあらわす韓国語)がひどかったのですが、この週末はよく晴れ渡っています😄
まずは、シラサギの親分格、ダイサギ登場。
夏は黒かったくちばしが、冬羽では黄色になります。そして脚は黄色っぽい。
そばをコサギがうろうろしています。
くちばしの黒色、足指が黄色いのも夏と変わらず(澄んだ水越しにかろうじて、指の黄色が見えます)。
特にコサギは、よく大きなアクションで水をざぶざぶやって、びっくりした魚を狙っているようです。
こちらのコサギは、羽を拡げてジャンプ!
そして脚をあげて水をざぶん。本当に魚捕れるんだろか?
さてさて、それらの周辺を泳ぐ、頭が茶色い鳥と、頭が黒っぽい鳥のペア😮
ともに体は白っぽいですね。
大きさは、マガモたちより少し大きめ。でも比べるとスマートな体形です。
頭の色は、黒というより濃い緑です(こちらがオス)。
そして、頭部が茶色いこちらがメス。
初めて見るこの鳥。カワアイサといいます😃
カモ科の鳥で、「アイサ」というのは「秋沙」と書くそうです。
冬に渡ってくる鳥なので「秋去り」、この言葉が変化したと考えられるようです。
カワアイサがいればウミアイサもいて、よく似ているようですが、くちばしが赤く先っぽが鈎状に下に曲がっているのがカワアイサの特徴とのこと。
マガモなどの普通の鴨は雑食性で、以前動画を載せたように、藻や水草をこそぎ取るように食べます。しかし、このアイサたちは完全な魚食性、そう、潜水して魚を捕るハンターです。
彼らの狩りの様子も捉えました、と言っても魚を咥えてるシーンはないのですが。澄んだ水のおかげで、水中を泳ぐ姿が動画からわかると思います。
この水中の動き、そう、カワウとかの鵜の泳ぎ方と似てますね。
よく見ると、結構カワアイサがいます。
こちらの動画は、緩やかな堰を登り越えるシーンです。
さらに上流へ行くと、サギが集まっているシーンに出くわしました。
橋の上から見ると、こんな感じ。間にカワアイサも混じっています。
光が左側から来ているので、逆光にならないよう左手側の岸辺に戻ります。
ちょうどシラサギたちのいる横は、すすきが茂っています。
オート・フォーカスが手前のススキにもっていかれるので、マニュアル・モードに切り替えてピントを合わせると....
うおっ!
迫力満点ですね。アオサギです。
アオサギにびっくりしたところで、今回はここまでです。
晩秋の炭川、そぞろ歩きは次回に続きます。