およそひと月ぶりのブログ更新です。
しばし韓国での鳥見はなさそうなので、今回からブログのタイトル変更です。
⇒「マチ中で鳥を探して」
コロナ禍で、韓国から日本へ戻って隔離も終わると、だんだん鳥見がしたくて、うずうずしてきました。
近くの公園で、ジョウビタキやシジュウカラを見かけましたが、日本の冬鳥と言えばカモ。以前カモを見かけた覚えのある、横浜・三渓園で出かけてみました。
三渓園は、横浜の中心、中区のはずれ、本牧にある日本庭園で、パンフによると「明治時代から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓(本名 富太郎)が・・・・」作り上げ、「京都や鎌倉から集められた・・・・17棟の歴史的建造物・・・・」ということで、見どころも多いですが、今回はとにかく鳥です😐
さて、入口から趣のある感じです。
三渓園のシンボルといえば、京都・燈明時(廃寺)から移築された三重塔なのですが、関東に現存する木造の塔としては最古だそうです。
庭園の真ん中にある池、朝10時前ですが、最近の冷え込みで一部がまだ凍っています。
そして、氷のないエリアには、黒っぽい水鳥が集まっています。
ずっと寄ってみると、その頭は紫色、長い冠羽に眼は金色に輝いています!
最近日本中で勢力を拡大しているというキンクロハジロです(初見です!)。
ペアで比べると、奥のメスのほうが、お腹の部分がくすんだ色合いです。
冬鳥ではありますが餌付けされている感じです(餌は売店で販売)。
餌やりがが始まると、わんさか集まってきます😂
全身黒くて眼が赤いオオバンも少数ですが混じっています。
よーく見ていると、一羽だけ色合いの違う鴨がいます。
あとで図鑑で見てみると、ホシハジロの雌のようです。
図鑑と言えば、韓国にいるときは「韓国の鳥類」(右)という図鑑にお世話になりましたが、帰国にあわせて日本野鳥の会の「日本の野鳥」(左)を購入😊
中を見てみると、兄弟本と思うくらい構成が同じ。
でも鳥の絵は違うので、それぞれ用意したのでしょうね。
今回見かけたホシハジロ(♀)に関しては、「韓国の野鳥」の方が近い色合いでした。
水面に落ちた餌を狙う小魚をさらに狙っているのでしょうか?
アオサギも餌やりの場所へ飛んできました。
さらにカラス(ハシボソカラス)も餌を狙ってやってきました。
真っ黒なカラスを撮影するには、なかなか光量の調整が難しいのですが、陽のさす場所にきたこのカラスは、非常に綺麗な被写体でした😶
池から離れて、園内をそぞろ歩くと、2月の初めですが梅が咲いている木があります。
明るい単焦点のレンズに付け替えて、三重塔をバックに写真に収めてみます。
連日、日本も寒いですが、春はそこまで近づいて来ているのでしょうね。
園内をぐるっと回ってみましょう。
原三渓の住まいであった鶴翔閣(かくしょうかく)。
屋根が銅なのでしょうか、屋根の色が特徴的な三渓記念館。
木造の作りがよくわかる旧燈明寺三重塔。
謂れはわからないですが、幟(のぼり)が立っている三渓園天満宮。
いろんな建物を見ながら、園内を廻ります。
じっとしていますが、枝の上にいるのは丸々としたヒヨドリです。
ハクセキレイも飛んでいましたが、今回は写真なし。
帰り際に、カルガモのカップルも泳いでいて、のんびりした気分で三渓園を後にしました。
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