前回、横浜県庁舎とその屋上の塔キング、横浜市開港記念館ジャック、横浜税関クイーンを巡ってみましたが、「この3つの塔が同時に見える場所をまわると願いが叶う」、という観光キャンペーンのような都市伝説があるそうです。
県庁の屋上でも、ぐるっと360度回れば3つの塔が見えます(前回の動画)。
県庁舎の屋上から、海の方向をパチパチ撮ってつなげた写真が以下ですが、海側から三塔を臨むには、手前の白い建物が邪魔そうですね。
まだ高い建物が他になかった時代の海側からの写真を載せているサイトがありました(城島明彦(作家)の『ちょっとあぶない雑記帳』)。
このサイトでは、3つの塔が同時に見える場所を含め、三塔に関して詳しい記述もありますので、興味のある方はお読みください。
さて、ある程度高さのある場所から、ということで、
1)山下臨港線プロムナード
2)横浜大さん橋国際客船ターミナルの屋上
から、現在ではどのように見えるかトライです。
1)山下臨港線プロムナード
この橋梁はかっての貨物専用路線で、2000年頃までは山下公園部分も高架が残っていましたが、現在は山下公園手前の部分までが残され、遊歩道として整備されています。
この山下臨港線プロムナードで、ジャックが他の建物の陰にならない場所を探して、撮った写真がこれです😅
う~ん、キングも最上部だけが見えて、一応見えるけど、って感じですね。
続いて、大さん橋国際客船ターミナルへ向かいます。
正式表記は「大桟橋」ではなく、ひらがな表記の「大さん橋」、読み方は(おおさんばし)です。
2)大さん橋国際客船ターミナルの屋上
目的地は矢印のあたりの屋根の上です。
建物の両翼から屋上へのアプローチ(歩道)があります。左側から登ります。
この日は、飛鳥Ⅱが停泊していました。
禁煙のマークが。そうです、この屋根の表面は木が敷き詰められています。
ずいぶん複雑な造形ですね😯
上に登り切っても、屋上には水平な部分はなさそうです。
この屋上、「くじらのせなか」という名前がついているそうですが、大きさ的にはともかく、模様はどちらかというと鯨のお腹に近いように感じてしまう。
何はともあれ、当初の目的、横浜三塔が3つとも見える場所を探します。
屋上の西の端から、望遠レンズで撮ったのがこの一枚(昼過ぎで逆光ですが🙁)。
やっぱり、前の白い建物が邪魔ですが、山下臨港線プロムナードからに比べると、キングの全景が見え、ジャックもなんとか塔部分は見えています。
先の1950年代の写真と、アングル的には近そうですね。
比べてみると、あらためていかに多くのビルが建ったかわかります。
そんな都市開発の中でも、こういった歴史的建造物は残し、かつ現役の建物として活用している横浜市もすごいです。
さて今日の最後、すぐ隣の山下公園へ向かいます。
公園へ入ると、数羽のトビが空を舞っています。
ピーヒョロロ、と馴染みのある声が聞こえています。
平日でも結構人がいる公園ですが、かなり低空まで降りて来ます。
公園には、ハトとスズメくらいしかいないのですが何を狙っているのでしょうか。
羽の両端に近い部分にある白斑が特徴的ですね。
やっぱり、まだまだ上空を飛ぶ鳥をカメラで追いかけるのは難しいですね😓
一羽が海面をなめるように飛んで、何かをキャッチしました(連続写真で)。
3枚目の写真を拡大してみます。
何を食べているかわからないですが、よく見かけるトビであってもやはり大型の猛禽類は迫力ありますね。
横浜三塔を中心に巡ったマチアルキはここまでです。
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