冬鳥のカモが渡来、食事中のノスリも観察

10月も半ばになると、冬鳥のカモたちが渡ってきます。

夏の間はカルガモしかいなかった東京港野鳥公園に行ってみました。

 

まずは西側のエリアで、樹の先っぽに止まっていたのは....前回に引き続き登場!
エゾビタキです。

エゾビタキ(蝦夷鶲、제비딱새)

曇り空ですが、前回よりは近いかな。

キョロキョロ

 

ここにもモズがいましたが、今回の目的はカモ。
野鳥公園の東側、”潮入りの池”に向かいます。

やはり、いろんなカモが飛来していました😊
まずは、動画から。少し説明も入れてみました。

種類ごとに見てみましょう。

まずはヒドリガモカップルです。
手前がオスですが、まだ額から登頂にかけてのクリーム色は出ていないです。

ヒドリガモ(緋鳥鴨、흥머리오리)

ヒドリガモ、右側がオス

冠羽が目立つキンクロハジロ。動画でもいっぱい写っていましたね。
目が黄色で、黒い頭にある冠羽が特徴です。

キンクロハジロ(金黒羽白、댕기흰죽지)

オナガガモカップル。右側がオスですね。
オスは首に縦の白い線が入っています。

オナガガモ(尾長鴨、고방오리)

 

半分眠ってますが、白い体に茶色い頭、目の赤いこちらは、ホシハジロのオスです。

ホシハジロ(星羽白、횐죽지)

こちらのカップルでは手前がメスです。

ホシハジロカップル、オスは奥

 

池の島には、いつものようにカワウやシラサギが休んでいます。



さて、ネーチャーセンターで一休みしてから、外を見渡してみると・・・?
島から鳥が消えています???

 

外へ出ると、バズーカ持ったバーダーさん達が、集まってます。
向いている先、100m以上先です。スマホのカメラだと、こんな視野で、矢印のところ。

Googleマップ衛星写真モードでは、赤い点の場所を矢印の辺りから見ています。

 

茶色い大きめの鳥が斜面にいるようです。
さすがに400mm望遠(35mm換算600mm)でも遠すぎます。

 

双眼鏡で覗いてみると、食事中の猛禽類です😮

ノスリのようです。トビ以外の猛禽類の食事シーンは初めてです。
獲物を襲ったので、島から鳥がいなくなったのですね。

 

拡大しても、もやっとしてますね。
頭の向きが変わっているのはわかりますが😣

ノスリ  400mm(35mm換算600mm)でトリミングしても

同じ距離での解像度では劣りますが、拡大するのなら、こういった時のために携帯していた望遠コンデジNikon B500)の出番です。

ノスリ(鵟、말똥가리)

動画も撮ってみます。

何かを引きちぎって食べているのがわかりますね。
あまりクリアでないですが、獲物がはっきり見え過ぎずよかったかもしれません😏

 

食事がすむと、近くにある低木の上に移動して、キョロキョロしながら15分くらい留まっていました。食後の休憩ですね。

ノスリ、食後の休憩

遠くてスケールがわかり難いですが、ノスリの全長は50cm以上あるそうです。

 

この野鳥公園では、オオタカがたびたび目撃されると聞いていましたが、冬鳥のノスリも渡ってきたようです。獲物はそこそこ大きそうだったので、鳥だったかもしれません。

狩りは見れませんでしたが、初ノスリに少々興奮した野鳥公園でした。

 

 

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