この冬のカモたち、とTTArtisanの広角レンズ

次回はカモを、と前回書いたのですが、タイトルに入っている広角レンズの話題は後程。

 

柏尾川他で、この冬見られたカモたち(ブログ未掲載写真)を紹介します。

以前にも書きましたが、カモのメスは地味な色合いで種類を見分けにくいのですが、この時期はペアでいることが多いので、その点は大丈夫ですね。

 

まずは、オスの茶色い頭部にクリーム色の帯が目立つヒドリガモです。

ヒドリガモ(緋鳥鴨)

このカモも含め、潜水系ではないカモは水中の餌を採るときは倒立して流されないように足をパチャパチャやります。採餌中も寄り添う姿をご覧ください。

 

次いで、オスもメスも地味系ですが、くちばしの色が異なるところが見きわめポイントのオカヨシガモです。くちばしが黒いほうがオスで、オレンジがメスです。

オカヨシガモ(丘葦鴨)

こちらは、ほぼ同色のお馴染み、カルガモです。
一応、尾羽根の色が濃い 先を泳ぐ方がオスですが、なかなかわかり難いですね。

カルガモ(軽鴨)

せっかくのカモ紹介なので、2か月ほど前になりますが、谷津干潟で見かけたほかのカモたちも紹介します。

 

後ろ3羽がオスで、右手前にメスがいるオナガガモの集団です。
ちなみに左手前は、冬羽へ換羽途中の個体です。

オナガガモ(尾長鴨)

続いて、真ん中にいる茶色い頭に赤い目が特徴的なのは、ホシハジロのオス、うしろがメスです。

手前にいる小型の鳥はカイツブリで、大きさの違いがよくわかります。
(この鳥は、カモの仲間ではないのですが、よく近くにいるので紹介)

ホシハジロ(星羽白)とカイツブリ鳰)

カモを一通り紹介したところで、今回のもうひとつの話題へ移ります。

 

 

野鳥の撮影は通常、超望遠レンズのカテゴリにはいる焦点距離400mm(正確には100-400のズームレンズ:NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S - 概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング (nikon-image.com) )を使用していますが、街中のスナップでは逆に広角側のレンズが欲しいときもあります。

広角も明るいレンズはなかなかいいお値段なのですが、今回F2でありながら、お手頃価格(実売¥30,000以下)のAPS-C用焦点10mm F2というレンズを試してみたので、紹介します。

日本では焦点工房という会社が扱う、中国・銘匠光学 TTArtisanの広角レンズ(10mm f/2 C ASPH.)です( 銘匠光学 TTArtisan 10mm f/2 C ASPH. APS-C 単焦点レンズ | 焦点工房オンラインストア (stkb.jp) )。(家電量販店でも購入可能)

 

愛機Z50につけると、こんな感じです。
金属製で重量感があって、構えた時も安定しますね。

(このカメラは、APS-Cのセンサなので、いわゆる35mm換算で焦点距離15mm相当になります。)

 

探鳥がひと段落した後、大船周りで試してみました。

まずは、鳥さんの写真を撮り終わった地点から、柏尾川対岸で少し登ったところにある御霊(みたま)神社という社へ行ってみます。
鎌倉武士・長尾氏の館があったという「長尾砦」跡のある丘の中腹に神社はあります。

 

まずは鳥居。
後ろに下がらなくても、鳥居の全景が簡単に入りますね。

御霊神社 鳥居

縦位置で少し下をカットしていますが、階段の下から木の上の方まではいっています。

御霊神社 お社(下部をトリミング)

 

御霊神社へお参りした後は、駅の方へ戻り、大船観音寺へ向かいます。
道端の梅もぎりぎりまで寄らないと、画面いっぱいにならないですね。

いよいろ、大船観音寺の参道まで来ました。

大船観音 参道

さらに階段を上って、ようやく観音様が見えるところまで来ました(上半身だけなのですが)。

大船観音(全景)

撮影できる画角を確認するため、横から同じ位置で撮ったスマホ1倍と比べてみます。
スマホと比べても、かなり広い範囲をカバーできるのがわかります。

画角の比較(左:Z50+TTArtisan 10mm f/2 )

 

今回は、晴れた昼間でしたが、F2だと夜間に星(いわゆる星景)を撮ってみるのにも使えそうです。周辺部の画質はそこそこかもしれませんが、いろいろ楽しめそうなレンズです。

 

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