海辺のササゴイ

前回から少し間があきました。

真夏となり、横浜の市街地ではあまり鳥を見かけなくなっています(言い訳😅)。思い返せば昨年、韓国の夏でも鳥を見かけなくなって、森林公園へ鳥を探しに行きました(光陵の森をそぞろ歩き)。

 

遠くへ行かなくてもここなら鳥がいるはず、ということで7月は東京港野鳥公園へ通っていました。この度、年間パスポートもGet!この野鳥公園、入園料300円なので4回でペイします、しかも駐車場は元々無料でお得です😁



 

7月最後の週末、入場後、今回も真っ直ぐ最奥の”前浜干潟観察デッキ”へ向かいます。(前にもお見せしましたが、こんな場所)


先に来ていたオジサンに、話しかけられます。「ササゴイ目当てで来たけど今日はいないみたい、昨日はいたのに」と。

ササゴイ」。。。バードウォッチング始めるまでは聞いたこともない鳥でしたが、日本では結構普通にいる鳥らしいです。これまでここでは出会えなかった鳥です。現れるかも!

 

覗き窓から見ると、いつも通り、日光浴をしているカワウ達。

カワウ(河鵜、민물가마우지)

今日は沖合にもわんさか集まっています(多過ぎ😅)。

 

サギも混じっています。コサギが主ですが、二回りくらい大きいダイサギも混じっています。

日本で夏に見られるダイサギは、”亜種チュウダイサギ”が主だそうです(”亜種ダイサギ”との違いはまたの機会に)。

 

コサギは、サイズ感で文字通り小さいサギで、脚の指が黄色なのも特徴。
珍しくはないですが、実はきれいな鳥です。

コサギ(小鷺、쇠백로)

サギ達をしばし見ていると、「キューッ」という甲高い鳴き声が。。。ササゴイが飛んできました!

 

これがササゴイです。

ササゴイ(笹五位、검은댕기해오라기)

羽の模様が笹の葉に似ているのが「ササゴイ」という名前の由来とのこと。
図鑑によると、河川や湖沼が主な生息地のようですが、こんな海辺にもいるんだ、という感じですね。

 

周りをキョロキョロ。


こんなずんぐりした体形ですが、実はサギ科に属します。

遠くを見たり、警戒したときに、写真のようにグーッと首を伸ばすのですが、この形は少しサギっぽいかも。他のサギと同じく。主食は魚や甲殻類です。

 

体の大きさの違うキアシシギとは、近くに来てもすれ違うだけですが...

コサギに近づきすぎると...

追い払われたり...

それでも、この後、数時間、岩場の海岸で獲物を探していました。

 

 

潮が引いた砂地では、蟹が両手をペコペコ手招きするように動かしています。オスがメスを誘っているようです。

動画見るとわかりますが、不思議なことに、手招きのタイミングが揃っているような。。。。どうやって合わせるのだろう。

 

 

ここからは、この野鳥公園で7月に見かけた他の鳥たちの紹介です。

さて、サギ類やカルガモがたくさん写っているこの写真、2羽だけシギの仲間が混じっています。長くなってきたので、答えは次回にしたいと思います。

 

 

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