ツグミを探しに東京港野鳥公園へ

最近、小鳥を探して、いろんな公園を訪れていますが、日本の冬鳥を代表するツグミを今年はほとんど見ません。SNSを見ると、結構いろんな人が、今年はツグミをあまり見ない、と書いています。

 

そんな中、このブログでもたびたび取り上げた東京港野鳥公園で、ツグミの群れを見かける、という話が出ており、ツグミを探して久しぶりに東京港野鳥公園を訪れました。

 

最後に訪れたのは、昨年の11月です。

あらためて公園のマップを見てみます。

まずは、左側(西側)の淡水エリアからです。

一番奥の4号観察小屋へ行って、観察窓から覗いてみると、右手のブルーベリーのような実のなった木の周りがガサゴソしています。

 

最初に姿を現したのは、ジョウビタキのメスです。
今年はよく会います。

ジョウビタキ ♀(尉鶲、딱새)

そんなジョウビタキを追い払ったのは、ヒヨドリです。

ヒヨドリ(鵯、직박구리)

(そんなに美味しい?)

さらに今日のターゲット、ツグミも登場!

ツグミ(鶫、개똥지빠귀

(やっぱり、美味しい!?)

実を食べにくる鳥が少なくなってきたので、田んぼがある自然生態園まで戻ってくると、西側の樹の上に鳥を発見。
ちょっと遠いですが、ツグミです。

樹上のツグミ

気が付くと、この樹にツグミが集まってきます。

(写真に写っている範囲で10羽)

どんどん増えて来ますが、各々一か所に留まらず枝から枝へ飛び回っています。

ところで、後で写真を見て気づいたのですが、右下に目立つ色のが一羽います。

(妙にオレンジ色っぽいのが...)

拡大してみると...

ハチジョウツグミ

実は、日本で見られるツグミには、数は少ないのですがオレンジ色が強いハチジョウツグミが混じっているそうです。

近くで確認できなかったので、次回からツグミの群れに出会ったら、気にして見てみましょう。ちなみに韓国では主に見られるのは、ハチジョウツグミだそうです。

 

 

さて、次は東側(マップで右側)のエリアへ移動。

まずは、東淡水池です。

 

ここでも木の実にツグミが群がっています。

ツグミ  東淡水池前

池の中の島に生えている木には、徐々にツグミが集まってきています。

時間も16時に近いので、ここがねぐらなのでしょうか。

ツグミが10羽

 

東淡水池には、カモもわんさか集まっていました。

東淡水池のカモの群れ

今シーズン、カモは谷津干潟で間近で観察したのですが、そのときはコガモを見かけませんでした

 

写っているカモを種類で色分けしてみると、コガモが多いのがわかります。

コガモが20羽以上います

画質は悪いですが、拡大してみましょう。

コガモ(小鴨、쇠오리) メス/オス

ハシビロガモ嘴広鴨、넓적부리)メス/オス

そして一羽だけですが、

ホシハジロ(星羽白、횐죽지)メス

 

今回は目的通り、ツグミを堪能しました。
ネイチャーセンター前の高い樹に、一羽だけとまっていたツグミで今回は終了です。

ツグミ  木のてっぺんに一羽

 

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

今度は自然観察の森で冬鳥を

 

 

前回は久しぶりに訪れた横浜・舞岡公園でしたが、今回は昨年4月以来の横浜の探鳥地、自然観察の森を訪れました。

まずは草原状になった、ピクニック広場をそっと覗きます。

 

いました! 前回と同じく、まずはホオジロくんの登場です。

ホオジロ(頬白、멧새)

寒いせいでしょうか、ぷくーっと体を膨らませたり...

こちらを気にしたり

真正面から見ると、実は頭頂部が幅広!?

 

隣の枝に、縄張りにはうるさいはずのジョウビタキも登場!

ジョウビタキ ♀(尉鶲、딱새)

ホオジロとは食べるものが違うのでしょうか、気にしてなさそう?

大分丸くなってきました

 

この場所は、昨年はじめて外来種のガビチョウを見ましたが、今回もあちこちでちらほら見ます。でも、この公園で外来種と言えば、この子がやっぱり問題でしょうか。

タイワンリス

藪のなかでガサゴソ。何回も鳥か!と期待させられてがっかりしました😂
食欲旺盛な台湾リスです。

 

 

さて、この公園には、池の前に設けられた観察台があります。

今日は何もいないか、と思ったとき、視界の左端に青い影!
久しぶりのカワセミです。

カワセミ翡翠、물총새)

観察台の前の枝から枝を飛び移って行きます。
逆光気味でしたが、光のあたった背中はやはりきれいですね。

(構造色の青色は、光に映えます)

「構造色」というのは、その物質自体に色はついていないのに、微細な構造のおかげで光が当たると、きれいな色に見える現象です。DVDを斜めにしたとき、虹色に見えるのも構造色だそうです。

 

 

池の傍を離れて歩き回っていると、道に挟まれた小さな藪の中で、せわしく動き回る鳥の影。藪の中で、初夏の声とは異なるチーッ、チーッの声が聞こえれば。。。そうウグイスです。

 

藪の中で素早く動き回るので、なかなかピントも構図も決まりません。

後姿で見える黄色い脚とお尻

ピントはあったが、、、お腹です

やっと顔が見えましたが、ピンボケご勘弁です。

ウグイス(鶯、휘파람새)

ちょっとだけ顔がのぞいていますが、またまたお尻で失礼します

 

メインの舗装した路をくだっていくと、行く手の樹上に一羽の鳥。

この冬は、毎回のように現れます。シロハラです。

シロハラ(白腹、흰배지빠귀)

やっぱり、木の実を物色中

 

今回、初撮りの鳥はいませんでしたが、双眼鏡で観察中に、3度ほど見かけた派手な鳥がいました。

この鳥、コジュケイです。

 

藪の中からでてこないので全身が撮れておらず、ピンボケで証拠写真にもなっていませんが、図鑑と同じ色が写っているのがわかりますでしょうか?

どこにいるか、わかりますか?

実は、この鳥も外来種で、1919年に神奈川県で放鳥されたものが、全国に広まったそうです。次に出会えた時には、全身の写真撮るぞ!

 

最後がボヤっとした写真になってしまいましたが、今回はここまでです。

 

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング




 

舞岡公園 アシ原の小鳥たち

横浜、舞岡公園の後編は、アシ原で活発に動き回る鳥さんたちに注目です。

 

(前編はこちら)


朝九時過ぎですが、ようやく陽の光が差し始めた芦(あし)の原っぱは、まだ霜が降りて、水溜まりは凍っています。

芦原を見下ろすように、土手になっている部分には柵が設けられ、その一角に、カメラを手にしたバーダーさんたちが数人集まっています。
「クイナ」という言葉が聞こえてきます。

 

 クイナ!? 

 

「クイナ」の仲間なら、このブログにも何度も登場したオオバンがいます。

オオバンは、クイナ科の中では最大(40cmくらい)で、しかも人に慣れているのか、結構近くで観察できます。

オオバン(大鷭、물닭):2022年柏尾川にて

一方、「クイナ」をはじめ、そのほかのクイナ科の鳥は警戒心が強く、なかなかお目

にかかったことがないので、ちょっとドキドキです。

いつもの図鑑から、クイナやヒクイナはこんな感じです。



人混みが去ったので、しばしボーッっと見ていると、突然それは現れました!

クイナ!?

クイナ(水鶏、흰눈썹뜸부기)

体上部に黒い縦班模様があります。
くちばしも繁殖期カラーの赤色です。クイナですね。

凍った水溜まりの上を疾走!

一連の動きを、つなげてみると...(ちょっと小さいですが)

(連写した写真を合成)

脚を氷に取られそうになりながら走ったかというと、食事のようです。

水溜まりの反対側に餌!?

なかなか凛々しい顔です

さっと、戻って行きます

さようなら

クイナが消えた後、芦の上の方に一羽の鳥。

アシの上に、見慣れた鳥が。。。

そう、お腹が白い冬鳥、シロハラです。
ここにも木の実があるので、シロハラには大事な食堂ですね。

文字通り、真っ白なお腹です

30分くらい経って陽が射してくると、シロハラも活発になります。

シロハラ(白腹、흰배지빠귀)

「こっちの実の方が美味しい」

(モグモグ) ・・・口の中は黄色

 

クイナが現れた場所から10mくらい離れたところへカメラを向ける別のバーダーさんたちがいます。タシギがいるそうです。

あれかな? 見ているのは。

逆光のせいで、保護色効果が弱めですが。。。

アップにすると

(氷が解けるまで、一休み)

ときどき首を回しますが、30分以上一歩も動かず。
まあ、たしかに凍ってたら、自慢のくちばしも役立たずですね。

 

首を回したら特徴的な姿になります。。。くちばし、長いですね~

この鳥は群れていることも多いようですが、今日はおひとり様。

タシギ(田鷸、꺅도요)

海辺のシギ類も見分けにくいですが、正直タシギの仲間はお手上げです。

タシギに似ている4、5種の鳥は、尾羽の数が見分ける決め手だそうです😱
幸いこの辺で見られる”タシギの仲間” は、主にタシギだそうです。

 

ここ舞岡公園は、同じくシギの仲間、ヤマシギが冬に見られることで有名です。

タシギの方も体が丸っこくて、意外とかわいいかも。

 

さてさて、陽の光で地面も暖まってきた10時過ぎ。

動き出しました。

せわしなく動き回りながら、地面にくちばしを刺して、みみずでも探しているのでしょうか。

長いくちばしは、地面に突き刺すために

食べ物がありそうなのは。。。

ここもとりあえず一突き

おっ、こっちにもありそう

 

今日は、とりあえず十分堪能しましたね、そろそろ引き上げましょう。

帰り際に、枝の上から見つめていたモズ。メスかな?

モズ(百舌鳥、때까치)

この子も見るとホッとします。
逆光気味ですが、木を突つくコゲラちゃんです。

コゲラ(啄木鳥、쇠막다구리)

寒さは続きますが、冬は鳥見のベストシーズン。
次は、どこへ行こうかな。

 

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

冬の舞岡公園の小鳥たち

少し間が空きましたが、鳥見のベストシーズン、冬の舞岡公園へ行って来ました。
鳥さんのいろんな姿が観察できたので、2回にわけての紹介です。

 

舞岡公園は、ほぼ一年前に訪れていますが、横浜市の南、港南区にある小さな里山を再現したような、自然保護エリアのある公園です。

 

今回は公園内をあまり歩き回らず、”きざはしの池”と水車小屋近くの芦原を見渡す場所での観察が主になりました。

(オレンジは歩いたルート)

まずは、駐車場(地図の左側外です)から田んぼのエリアへ降りていく道の脇で、ガサゴソやっている何かがいます。ほんの1~2メートルの場所!

笹越しにそっと覗くと、いました。ガビチョウです。
こんな毛の一本一本までわかる至近距離での観察は初めてです😀

ガビチョウ(画眉鳥)

シロハラと同じように、この鳥も、落ち葉をひっくり返して餌を探しています。

(落ち葉に首を突っ込んで・・・)

(アップだと、黒い毛が目😅)

 

田んぼのそばを歩いていると、ヒヨドリがかなり近くまでやってきました。

ヒヨドリ(鵯、직박구리)

こっちのヒヨドリは食事に夢中(この後、いろんな鳥が木の実に夢中な姿と出くわします)。

(食事に夢中・・・)

 

お次は、冬と言えばこの鳥、ジョウビタキも現れました(メスですね)。
やっぱ、ヒタキの種類はかわいい😍

ジョウビタキ ♀(尉鶲、딱새)

(やっぱり木の実の成る枝に)

(花のつぼみも食べれるのかなぁ...)

 

地面の上で、枯れ葉の間に頭を突っ込んで食事中のこちらの鳥。

(地面の上でも食事中のこの鳥も冬鳥)

こちらも至近距離、アオジが餌探しで歩き回っています。

アオジ(青鵐、촉새) 目元が黒いオスですね

(この黄緑がかった色は碧なので、アオジ

(2羽がなかよく首を伸ばして...両方ともメスかな)

舞岡公園前編の最後は、こちらもすぐそばの枝にとまった鳥。

メジロ(目白、동박새)

人に慣れているのか、あさっての方見ています😅

(陽の光が当たって、きれいな毛並みです)

(やっぱり、この子も木の実を物色)

至近距離で撮れると、羽毛の一本一本まで解像する、とよくわかった鳥見でした。

次回は、舞岡公園の葦原湿地の鳥たちを中心に紹介します。

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

 

 

秋ヶ瀬公園2 地上の鳥たち

前回に続き、埼玉県の南 秋ヶ瀬公園での鳥見です。

キツツキ類を楽しんだ「こどもの森」を抜け、「遊具広場」の方へ下りて来ました。
歩道に落ち葉が吹き貯まったところに、動く影を発見。

 

15mくらい離れていますが、落ち葉をひっくり返して餌を探しながら、こちらをチラチラ気にしながらも、だんだん近づいて来ます。

わき腹から首が、緑がかった褐色で、お腹が白いです。

冬鳥のシロハラですね。
かなり警戒心の強い鳥のはずですが、結構寄ってきました。

シロハラ(白腹、흰배지빠귀)

キリッとした顔は同じヒタキ科でも、ルリビタキジョウビタキとは異なる大型のツグミ類の顔ですね。

でも、こちらから少し近づくと、くるっと向きを変え少しずつ遠ざかって行きます。

おしりに模様があるみたい

図鑑の絵のような向きですね

何を見ているかと思えば。。。

シロハラ & シメ

隣にいたのは、普段木の上にいるシメです。
地上でも餌探しですね。

シメ(鳹、콩새)

このとき、結構な速度で、歩道を横切ったのは、、、

ツグミ(鶫、개똥지빠귀)

日陰で、シャッター速度が遅くてぶれてますが、やっと今季ツグミを見れました。
体形はさすがに同じツグミ科、シロハラと似てますね。

 

そうこうするうちに、さきほどのシロハラは木の下の落ち葉へ移動。

落ち葉の中のシロハラ

シロハラや同じツグミ科のアカハラは、関東の平地の公園でも冬に見られ、ガサゴソと落ち葉をひっくり返して餌を探してます。公園でガサゴソと聞こえたら、静かに音の主を探してみて下さい。

↓こんな感じです。

 

さて、今回はもう一種、初めてその姿を見せてくれたツグミ科の鳥がいました。
地上から50cmくらいの木の枝に止まっているこの鳥。

トラツグミ(虎鶫、호랑지빠귀)

黒と褐色の模様をトラに見立てた、トラツグミという名前の鳥です。
ハトくらいのサイズの、結構大きめの鳥ですね。

キョロキョロ

この後、飛び去って行きました

 

冬鳥のツグミ科の鳥たちが堪能できた秋ヶ瀬公園ですが、帰り際に林道を通っていると、路端の岩の上に動く影が。。。

 

なんと、前回の鳥見で八王子の公園で遭遇したルリビタキです(今回もメス)!

この岩が縄張りをアピールする場所!?

飛び立っても、すぐにこの岩に戻ってきます。
やっぱり、この鳥はかわいいですね。

ルリビタキ(瑠璃鶲、유리딱새)

パシャパシャ撮っていると、カメラ持った他の人たちが集まってきたので、自分は退散。思わぬルリビタキとの遭遇で、得した気分で秋ヶ瀬公園を後にしました。

 

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

秋ヶ瀬公園1 樹上の鳥たち

新年最初の鳥見は、埼玉県南部の秋ヶ瀬公園を訪れました。

横浜からは、車で1時間20分ほどで到着。

 

この公園、鳥見の人に優しいですね。駐車場が朝5時OPENで無料です。

地図を見ると、「野鳥園」や「野鳥の森」という表示がありますが、なんとなくそちらへは行かず「こどもの森」を抜け、北の方向へ。

秋ヶ瀬公園Map;オレンジは歩いたルート

今回は、主に樹の上にいる鳥を中心に取り上げます。

 

木立の中から、いろんな野鳥の声に混じって、キツツキ類の枝をつつく音(ドラミング)が聞こえてきます。

まずは、お馴染みのコゲラくん。

コゲラ(啄木鳥、쇠막다구리)

コゲラは森の中に結構いましたが、この子は、細い枝につかまって、枝の分岐部分をつついています。こんな細い部分に虫がいる!?

枝のつかまり方が...器用です

続いて、もう少し重いドラミングの音が聞こえてきます。
高い部分でとまっていたのは、日本へ帰国後、初にお目にかかるアカゲラです。
でも、カメラを向ける前に気づかれ飛び去って行きました😥

アカゲラは、後ほど別の場所でも見つけましたが、それも撮れず😪

 

木を取り直して歩いて行くと、樹の上からパキッ、パキッという音が響いています。
その向かいの枝から、またまたドラミング。

今回は緑色の羽が見えます!

ミドリの羽、波波の横縞模様は...

朝日が差し込んで陰になっていますが。。。

眼の下には、赤い帯

お腹の縞模様に加え、頭部の赤い帽子。

赤い帽子

これは、アオゲラです😃

アオゲラ(緑啄木鳥)

キツツキは、尾羽を幹に押し付けて体を安定させます

実は、このキツツキ、おもな分布地は日本のみ。

お隣の韓国で、緑色のキツツキと言えばヤマゲラでした(日本では北海道のみで見られるそうです)。

図鑑「フィールドガイド日本の野鳥(日本野鳥の会」から絵を拝借です。



ところで、さきほどから樹上でパキッ、パキッ音が聞こえています。

正体は、強力なくちばしで木の実を砕くシメさんたちでした。

シメ(鳹、콩새

あんまり、ジッと見るなよー

でも、まぁ、まずは食事

メジロさんたちは、木の洞(うろ)の中をつっついています。

メジロ(目白、 동박새)

こちらでは、細い枝を複数鷲掴みにしたカラスも 食事の真っ最中。

ハシブトガラス(嘴太鴉、큰부리까마귀)

「秋ヶ瀬公園・樹上の鳥たち」編、最後は遠方ではっきりしませんが、カシラダカです。

カシラダカ(頭高、쑥새)

カシラダカは、実際は地上で餌を探していることが多いですが、地面から飛び立った後なのか、樹の上にとまっていました。

 

次回は、秋ヶ瀬公園の続き「秋ヶ瀬公園・地上近くの鳥たち」を予定しています。

 

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。

にほんブログ村 鳥ブログへ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

 

 

今年の鳥(撮り)納めはルリビタキ!

世の中が騒がしかった2022年の暮れも押し迫って、今年の鳥納め(撮り納め)に出かけました。

 

目的地は、東京都の西に位置する八王子市北部、中央高速の八王子ICからほど近い とある公園です。

駐車場の開く9時過ぎに到着したら残り一台! 停めれてよかった。

初冬の朝、遊具もないこの公園に押し掛けるのはきっとバーダーさんでしょう😆

 

例によって公園の地図と、オレンジ色は歩いたルート。

歩いた距離は2kn強ですが、結構なアップダウンがあります。
小さいながらも湧水地の谷を囲むように、武蔵野の丘陵地が公園となっています。

字が小さくて申し訳ないですが、公園内の道には”ひよどり” とかうぐいす” とか鳥の名前がついています。

 

 

さて、公園の右手の小川沿いを歩いていると、コンコンコンと、キツツキの木をつつく音(ドラミングと言います)がかすかに聞こえます。

コゲラがいました。

コゲラ(小啄木鳥、쉬딱다구리)

虫は木の裏側?

 

別のコゲラは、小枝に止まって木の実を食べています。それとも中に虫がいる?

 

がさごそと藪の中では、外来種のガビチョウが枯れ葉をひっくり返して餌を探しています(葉っぱ越しでわかりにくいですが、目の白い縁取りが目立ちます)。

ガビチョウ(画眉鳥)

 

きょろきょろしながら、公園の北、坂を登って行きます。

上り切ったところが広場になっています。


歩いていると、ザァーッと10羽くらいの群れが地面から飛び上がり、木の上に止まりました!スズメよりは一回り大きいです。

 

木の上で2羽が寄り添います。

(右手から、一羽接近)・・・「やっと、見つけた」

「もう安全だよね」

「こっち向いてよ」

という感じでしょうか...

 

拡大してみると、体の上面は見えないのですが、お腹が白く、首周り、わき腹に褐色の模様、カシラダカっぽいんですが・・・?

カシラダカ(頭高、쑥새)?

 

この広場、中央の桜の木を中心に、一羽の明るい色の鳥が飛び回っています。
ここを縄張りとしているようです。

柵の上に止まりました。クリッとした目はヒタキ科のようですが..。

 

(ん!? 尾羽が青い?)

「そうよ、よく見てよ! 青いでしょっ!!」

 

これはルリビタキのメスですね。初見です!
姿勢を低くしていたら、割と近くまで寄ってきました。

ルリビタキ(瑠璃鶲、유리딱새)

この鳥も、尾羽をピコピコ上下に振りますね。

全身が青いオスにも会ってみたいですね。

ルリビタキに満足して車へ戻る途中、左手に気配が。

低い樹に止まっていたのはモズ。

モズ(百舌鳥、때까치)

この公園では、高鳴きは聞きませんでしたが、、、

「文句ある?」・・・睨まれた🤣

 

さらに、林の中、本日最後の登場は、小路を数羽で横切ったエナガでした。

エナガ(柄長、오목눈이)

「伸びーっ」 (いつも動き回ってる君、じっとしてくれてありがとう!)

 

初めて訪れた公園でしたが、小鳥の楽園ですね。

冬の間、ぜひ平日の 人の少ない早朝にまた訪れてみたいところです。

 

 

↓気に入っていただけたら、ポチッとお願いします。


人気ブログランキング