ソウルの吉祥寺、そして石像博物館

8月も後半になって、ようやく暑さが収まってきたソウル。

ふと思い立って、ソウルの北部、城北洞(ソンブッドン)にある吉祥寺というお寺へ。
東京の西にある吉祥寺と同じ字ですが、読み方はキルサンサ(길상사)。

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ここには、以前マチノアルキで寄ったことがあるのですが、その時は真冬(2月!)で雪も舞っていました。夏の風景はどんな感じかな、とカメラ片手に訪れてみました。

お寺なのですが、元は大苑閣(デウォンガク)という料亭があった場所で、経営者であった金英韓(キム・ヨンハン)が寄進した、という話が有名です。


地下鉄4号線、城北大入口駅から、バスに乗って15分ほど。

大使館や豪邸が並ぶエリアの坂道をバスは登っていきます。

 

立派な門の扁額には、「吉祥寺」の文字。

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今回は、夏の終わりの緑と、その中にたたずむ仏様の写真を並べてみます。

 

入ってすぐ正面にある観世音菩薩像、真横から見ると、なぜか薄いんですね~この仏様。

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ぽつぽつ人が歩いていますが、混みあっているというほどではないですね。

境内で一番大きな建物、極楽殿という建物です。

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両翼があって立派な建物ですが、料亭当時の建物でしょうか。よく見ると、左手前に

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ほっこり系の仏様。自由ですね、このお寺。

 

楽殿の中には、金色の仏様。

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奥へ向かう道の左手には、立ち入り禁止のエリアがあります。僧房とのことです。

でも、これらの建物は、料亭時代は離れだったのでしょうね。

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そんな緑の中に佇む仏様も、なんか落ち着きます。

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敷地の中には、細い流れがありますが、そこで水浴びをしていたのはシジュウカラです。人の気配に、すぐ飛び立っていきました。

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一番奥の建物は、金英韓から寄進を受けた法頂僧侶ゆかりの物品の展示がされています。

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少し角度が違いますが、この建物を冬に来た時撮った写真がありました。

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葉がおちた風景も味はありますね。

 

入口の方へ戻ります。

橋を渡ったところに白い石作りの碑が見えます。これは金英韓を祭る碑だそうです。

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金英韓に関しては、少しせつない愛の物語があります。
マチノアルキ主催のマチノさんのブログに語られているので、一読してみてください。
(マチノさん、引用させていただき多謝)

 

 

さて、地図で見ると、坂を少し上ると韓国石像博物館なるものがあります。
なかなかこの辺りまでは来ないので、ついでに寄ってみることにします。

韓国の石像、というと、〇〇陵とかには必ずある動物や武人の石像、済州島の石像(トルハルバン(돌하르방))などが思い浮かびます。

坂道を10分ほど歩くと、それっぽい石像が道端でお出迎え。その上が博物館です。
建物の奥には、屋外展示の石像群があるのが見えます。

少し高いですが、せっかくなので入場します。(7,000ウォン!)

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ロゴがちょっとアート(우리옛들 박믈관)

入口にいきなりインパクトある、でかい石像が😲

そして、隅にあった小さめの石像は、時節柄、マスク着用ですね🤣

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最初の展示室は、やっぱり守護の石像ですね。
説明には、日本へ持ち出されて戻ってきた石像、と書かれています。
確かに、こういうのを庭に置きたがる日本人いそうですが...

これだけ整然と並べると、ちょっと迫力あります😓 
こんなに、日本へ運んで行ったの!?

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2階の展示場には、子供の像があったり、

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こちらは、村の入り口において、疫病とかから村を守る石像:ポクス。

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3階から屋上へ向かうスロープがあり、そのまま山の斜面の庭に出ます。

・・・・あたりまえですが、石像だらけ

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花をつけた木々と共に、多くの石像がある中、博物館の入り口まで道は下っています。

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最後(庭への入口)にいたのが、こいつ。石虎(석호)というそうです。
宮殿とかにいる狛犬っぽい石像(ヘチ 해치)にもちょっと似ているかも。

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石像博物館の石虎 / ソウル建国大にあったヘチ

※おまけ

帰途、昼食がまだなのに気づいたら、なぜか明洞のとんかつ屋を思い出した。
遅いお昼は、明洞とんかつ(명동 돈가스)で。

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相変わらず明洞は、閉店した店舗が多い状態ですが、このとんかつ屋は、2時過ぎだというのに結構お客が出入りしてました。そういう店だけが生き残っているのかな。

 

仁川でマチアルキ

8月半ばの連休となった一日、仁川(インチョン)のマチをぶらっとしてきました。

マチアルキでお世話になっているマチノさんにもお聞きしたりして、いわゆる観光スポットを回りつつ、仁川(インチョン)の紹介です(今回、鳥は最後に数枚です😓)

 

さて仁川と言えば、仁川国際空港を思い浮かべます。
でも仁川市街は、空港からは小一時間かかる微妙に遠い場所にあるのです。

ソウルからは電車で1時間ほど、盆唐からは、地下鉄盆唐(ブンダン)線が先ごろ仁川まで開通し直通! しかーし...各駅停車で2時間の旅でした。到着したときは、体が痛くて😫

 

まずは歩いたルートの地図を見てください。

地図の真ん中あたり、①仁川駅から歩き始めて、東(右側)のタルトンネ博物館⑨、そこからバスに乗って西(左側)にある月尾島(ウォミド 월미도)⑩まで行ってきました。

今回は少々長いので、写真だけでもお楽しみ下さい。

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仁川駅 ②中華街 ③清日租界境界階段 ④旧日本租界地建物群 ⑤中華楼(中華料理屋) ⑥新浦国際市場 ⑦古い家屋 ⑧ハンミ書店 ⑨水道局山タルトンネ博物館 ⑩月尾島

 

仁川には、韓国では珍しい中華街(②)がある場所(地名もそのままチャイナタウン(차이나타운))。

仁川駅(①)を出て目の前に、中華街の門が現れます! 

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 門を抜けて、500メートルも歩けば抜けてしまうほど、この中華街は小さいです。

そんな小さな中華街にも、中華式の宗廟がありました。
敷地は狭いですが、やはりこういう場所は少し空気が違う(ような気がする)。

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屋根の上には、韓国の宮殿とかと同じ三蔵法師一行、かと思うと、先頭に竜の頭があって少し違う。さらに、龍が2頭、向き合うようにうねっています。

廟に軽く手をあわせて、俗世にもどります😐

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この先に、かって中華街と日本人街を分けていた境界となる階段がある、というので向かいます(清日租界境界階段③)。

階段の上に港の方を向いている孔子像があって、その前に広がるのが境界の階段となっている道です。階段を降りてきたのですが、写真では左側が清、右側が日本租界です。

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清日租界境界階段と孔子

観光客も減ったせいか、階段の脇には唐辛子がシートいっぱいに干してあります。

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旧日本租界に入っていきます。

代表的な日本家屋、というには、とってつけたような急角度の庇がついている3階建て、4階建てがあったりして、これが日本人街?? 

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その中で、少し落ち着いたたたずまいの建物に入ってみます。カフェになっています。

ドアをあけると、土間のように奥まで続く通路、通路越しにカフェの中が臨めます。甘いものもメニューにありますが、アイスコーヒーでしばしゆったり。

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カフェ pot-R

この先には、日本の石造りの建物がわんさか出てきます(地図④)。

何かしらの博物館になっていますが、雰囲気の似ている郵便局は実は新しいのかな?

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郵便局

このあたり、ドラマのロケ地が結構あるそうですが、韓ドラをほとんど見ないので素通りです😅(トッケビ関係だけ、このあと訪れます)

 

お昼が近い時間になってきましたが、韓国で中華料理というと、チャンポン(짬뽕)とジャージャー麺(짜장)が代表選手です。特にジャージャー麺は、仁川エリアが発祥ともいわれています。
ですが、ジャージャー麺の有名店があるチャイナタウンは最初に通り過ぎています。


と、目の前にいかにも、という感じの中華屋出現(中華楼:地図⑤)。
迷わず入店。海鮮ジャージャー麺(섬선짜장)を注文します。

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こんな風に、麺と具が分かれて出てくるので、、、

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具を麺にぶっかけて、まんべんなくかきまぜます。これが、韓国流。

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ごちそうさまでした。

 

当然このお店もそうですが、コロナが落ち着かない今日この頃、韓国のどこの店も、本人を特定するQRコード読み取り機と、体温計測の機械が店の入り口にあります。

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コロナ感染者が発生したときには、その時間帯に店にいた人に連絡が来るそうです。

QRコードが個人登録の電話と紐づけられているのですが、レンタルや法人契約の電話では不可。やがて、外国人の出張者・旅行者も訪れるようになると思うのですが、どうするのでしょうね。(現状、QRコードが出せない人は、紙に名前と電話を記入)

 

 

お腹も満たされたところで、近くに昔から開いているという市場(新浦国際市場 신포국제시장)があるので、通り抜けます(地図⑥)。

おいしそうな饅頭、コンガルパン(공갈빵)を並べていますが、お腹はいっぱい😅
鳥の唐揚タッカジョンも名物だそうですが、今回は見るだけ。 

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この後、東のタルトンネ博物館へ向って歩いていきますが、道すがら、 一本奥に入った通りに気になる建物を発見(地図⑦)。

ちょっと前に建てられたようなビル、そして連なるように韓屋(ハノック)。

 

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 ビルの表面は、細かい石を吹き付けたような処理です(ググったら、リシン仕上げ、というのが近そうなんですが)。

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リシン仕上げ(?)

写真撮ってたら、近所のおじさんが出てきて、いろいろ説明してくれました。

しかし、韓国語レベルの低い私。よくわからな~い😥 
今はだれも住んでいない、ということだけはわかりましたが。

やはり、仁川も古い街なので、裏には古い建物もまだまだ残っているようです。

 

 

一言触れていますが、私が見た数少ない韓ドラ、その中しかもラブコメで全話見たのはトッケビ(도깨비:鬼)だけ。実は、このドラマに関係あるロケ場所も目的地のひとつです。

それは、ウンタクがトッケビの頭を撫でたり、前を通りすぎるシーンとかで、たびたび出てくる黄色い本屋、ハンミ書店한미서점(地図⑧)です。

到着です・・・・しかし、シャッターが下りています😶(週末しか開けてないのか?)

 

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まあ開いていたとしても商売の邪魔はできないさ、と言い聞かせて通り過ぎます😑

すると、近くの店の入り口に、ドラマにあやかったのか、トッケビ(도깨비)の文字が、、、雑貨屋みたいでした。

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気を取り直して、そのまま、山の上のタルトンネ博物館に向かいます。

少し急な坂を上って、水道局山タルトンネ博物館(수도국산달동네박물관)にようやく到着(地図⑨)。

(ちなみに途中の急坂や、博物館のある公園もトッケビのロケ地だそうです)

 

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写真でわかるように、この付近にも高層アパートが並んでいます。
かって、山の斜面には一軒二間(ふたま)くらいの平屋が寄せ合うように建っていたそうです。そういう街をタルトンネというそうです。

ここでは、その時代のモノの展示、そして当時の家並みが再現されています。

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昭和の匂いも少し感じますが、微妙に違いますかね。

そして、茶の間の人(人形)たちが見ているTV番組は、、、、プロレスでした!

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再現されている茶の間では、プロレス中継

 

博物館を後にして、坂を下りたところのバス停から10分ほど乗車、港の先に突き出た島、月尾島(ウォルミド)(地図⑩)へ向かいます。

 

ここで、標準ズームレンズから望遠ズーム(50-250mm)に付け替えます。

狙いは、船着き場の近くにいるはずのカモメ類です。

 

ちなみに、カモメは韓国語ではカルメギ(갈매기)です。
今回遭遇したのは、韓国語ではペンカルメギ。しかし、なぜかカモメ科のこの鳥のみ、日本語ではウミネコになってしまいます。

そして、今回撮影した鳥たちは、すべてウミネコの成鳥と幼鳥でした。

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ウミネコ(成鳥)팽갈매기

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ウミネコ(幼鳥)

このカモメ類、特にセグロカモメという鳥とウミネコが、実は姿がよく似ています。

さらに、これらの幼鳥は、成鳥と脚の色が違っていたり、ややこしい。

 

いつもの図鑑の絵ですが、ウミネコ成鳥の脚および嘴は黄色で、くちばしの先っぽが黒(一部赤)で、それが上下に及びます

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上のウミネコ(成鳥)の写真でも、くちばしの先端が赤いのが、なんとかわかるかと思います。一方、よく似たセグロカモメは、脚がピンク色、嘴の先っぽは、下側しか黒くないようです。

幼鳥の場合、ともに全体が茶色っぽく、脚がピンクで、ここまでは同じ。
違いは、ウミネコの場合、嘴がピンクですが、成鳥と同じく先っぽの部分のみ上下とも黒(+赤)ということです。

決定的な違いは鳴き声なのですが、今回は一声も鳴かなかったの、またの機会に。

 

ウミネコを見た後、月尾島の真ん中、月尾山に登ってから帰途につきました。

今回は、長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

遭遇、ヤマゲラのペア!

今週もずっと30度越えの韓国。
最近、夜中に雨が降るが、朝には道路はもうカラカラ。

今回は、以前訪れた盆唐中央公園から500mも離れていないソヒョン公園(서현공원)。

Naverの地図で見る限り、韓国の郊外の公園によくあるように、古いお墓があるわけでもなく、かと言って整備された遊歩道の表示も出てこない。

なぜかこの公園、無性に気になって、朝のうちに行ってみることにした。

 

朝9:30、すでにまわりはセミの大音響。

公園が見えてくると、木が鬱蒼と茂っていて、公園というよりただの森。

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駐車場にあったMapでは、公園の一部のみが表示されており、どうやら本当に遊歩道は整備されていなそう。

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芝生が開けているエリアを歩いていくと、畑が出現。
いったい誰が作っているのか・・・・・・公園だぞ、ここ。

 

しかし畑の脇から、林へ入っていく道を発見!

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5分も歩くと、車の音が聞こえなくなりました。

普通の公園のように운동 아저씨, 아줌마(運動おじさん、おばさん)がいないので、ここは期待できるかも、と思い出したそのとき、鳥影です!

 

完全な逆光ですが、シルエットはどう見ても、すらっとしたキツツキ系。

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明るいところへ出てきてくれないか、としばし様子を伺います。

と、頭上でもコンコン、という音が。
背中しか撮れませんでしたが、こちらはアカゲラでした。

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アカゲラ(오색딱다구리)

さきほどのシルエットの鳥が、近くの枝へ飛び移って、ようやく姿が見えました。

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羽から背中が緑色で、体と頭はグレー。ヤマゲラ(청딱구리)です。
しかも頭頂部が赤いので雄です。


日本では、北海道でしか見られないようですが、韓国では都市部の公園にもいると聞いていました。
ようやく会えました😂

さかんに樹の隙間にくちばしを突っ込んで餌を探しています。

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 シルエットからしてスラっとしてますね。

コゲラコゲラの巣作りで登場)に比べるとシュッとしてて、キツツキのイケメンくんですかね。でも、ちょっと強面(こわもて)。

 

さらに別のヤマゲラが現れました。
あれっ!? すぐ近くに、もう一羽。

続けて撮った2枚の写真を並べてますが、二羽の距離感わかると思います。

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ヤマゲラ(청딱다구리)

上(左)にいるのが頭頂部が赤い雄、下(右)にいるのが赤い部分がない雌です。

つかず離れず、そろって樹の上を移動していきます。ペアのようです。

 

やがて、ヤマゲラも森の奥へ移動していきました。
少し距離があいた最後のショットですが、樹に止まっていると完全に保護色ですね。
そして、頭から首がグレーなのもよくわかります(これは雌の方です)。

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帰り際、公園出口にちかいところで、ヒヨドリを見つけました。

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ヒヨドリ(직박구리)

そして、すぐ近くに二羽の幼鳥発見😲
本当に体をぴったりくっつけてます😍
巣立ったばかりで、心細いのでしょうか?

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手前にいるのが親鳥かどうかわかりませんが、もう巣立ちが始まっているんですね。

 

※おまけ

暑い中の昼食。
最近教えてもらった享子(チョンジャ)にあるラーメン屋へ行きました。

教えられた目的のメニューは、냉라멘(冷しラーメン)。
そう、これは冷やし中華なのです😁

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ラーメン椀で汁に漬かっていましたが、味は満足。
おいしくいただきました。

暑いソウル、サギ山を訪ねる

日本も梅雨明け後、猛暑のようですが、韓国も昨年とうってかわって超短い梅雨が明けた後、連日30度越え。今日の最高気温は36度!

さすがに真昼間に屋外はきついので、少し陽が傾いたころに、サギのねぐら、鷺山(サギヤマ)へ行ってみました。

ブログを読んでくれている知人から、1カ月くらい前に寄せられた情報だったのですが、ソウルの西、高陽市というところなので、すぐには行けませんでした。

 

到着したのは、4時を少しまわった頃。
まだまだ陽は高いのですが、高速道路の陰から見上げる感じで撮影開始。

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スマホで撮ってみると、白い点がポチポチあるだけですが、、、

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鷺山

鷺を黄色でマークしてみます。

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鷺山:黄色がサギ

赤い枠の部分を望遠で撮ってみるとこうなります。

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鷺山:赤い枠部分を拡大

対象がサギと大きめではありますが、やはりあまり近づくと飛び立ちます。

枝がかぶったり、サギがそっぽ向いたりで、なかなか思い通りに撮れませんが、幸いここはねぐらなので飛び去って行くことはありません。
いろいろ試しながら撮影を続けました。

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飛び立つコサギ(쇠백로)

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大騒ぎのチュウサギの幼鳥(중백로)

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林の中のダイサギコサギ(대백로, 쇠백로)

上の二つの場所を動画でも撮りましたので、なかなか活発なサギ達の動きをご覧ください。

 

こちらの動画では、ゴイサギっぽい鳥が一瞬現れます。 

 

樹の高いところにポツンと止まっている一羽がなんか変!?
真正面向いて、白いコート羽織った首の長い人のように見えます。

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ずっと拡大してみると・・・ギェー😫 真っ直ぐこちらを見下ろしてます。

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キョロキョロ横も向きますが、横を向きながらもこっち見てる~
次の写真わかります? 陰になってる右目もこっち見てる😨

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気を取り直して、今日 多く見かけたチュウサギコサギの区別を簡単に😓

チュウサギは、脚が全部黒くて、くちばしが短めでずんぐり。
コサギは、くちばしは真っ直ぐしゅっとしていて、足指部分のみ黄色です。
以下、違いわかりますか?

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チュウサギ(중뻑로)

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コサギ(쇠백로)

そして、一羽だけ見かけましたが、この頭から胸元が赤黄色っぽい鳥はアマサギです。

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アマサギ(황로)

いつもの図鑑によると、アマサギはただいま勢力拡大中のようです。

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俗にいうシラサギは、ダイサギチュウサギコサギアマサギの総称です。 

 

訪問時には、チュウサギコサギが主だったのですが、アオサギも見かけることがあるらしいです。

  

今回、初めて飛翔するサギを狙いました。
もう少し低い位置でとんでいるのを撮りたかったですが、練習が必要ですね😢

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通りかかった地元の人の話だと、ここは昔からの営巣地で、すぐそばを走る高速道路ができる前からサギは集まっていたそうです(知人が訳してくれました😑)。

現在も、あたりには木々がいっぱい残っているエリアですが、なぜこの特定の場所にサギ達は集まるのでしょうか? 

そんな疑問を残しつつ、帰途につきました(5時過ぎでも暑~い🥵)。

 

※おまけ

この日は本当に晴れ渡って、北漢山(プッカンサン)がきれいに見えていました。

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北漢山(북한산)

享子公園、コゲラの巣作り

前回から使いだしたミラーレスカメラ+ズームレンズ(50-250mm)をまた持ち出します。

今回は、近場でまだ行ってなかった公園、その名も享子公園(チョンジャ公園;정자공원)。

公園の中にも、案内地図は見つけられなかったのですが、意外に広い。
韓国の郊外の開発では時々あるようですが、小高くなったエリアの緑を残して、周りを開発した、という感じです。

今回歩き回ったルートを重ねてみます。ここに道がある、ということです。

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享子公園(정자공원)

週末の朝7時台に行ったため、人はまだあまりいません。
空は雲に覆われていて、鳥のさえずりはあまり聞こえません。

 

そんな中、カサカサという音に続き、樹を素早く駆け上る影が!

リス、韓国語でいうところのチョンソルモ(청설모)です。
3mくらいの高さで、キノコでしょうか、つかんだ餌をむしゃむしゃ食べてます

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何枚か写真を撮ったところで、こちらに気づいて樹を駆け登っていきました。

 

盆唐中央公園で出会ったリス(下の写真)、タラムジュイ(다람쥐)とはだいぶ違います!

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シマリス(タラムジュイ다람쥐)

 

8時前に雲間から陽が差し始めてから、急に鳥のさえずりが賑やかになってきました。

最初に姿をはっきり見せてくれたのは、やっぱりヒヨドリです。
雌でしょうか、ほとんど鳴かずに飛び去りました。

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ヒヨドリ(직박구리)

森の中を歩いていると、こもった規則的な音がかすかに聞こえてきます。
どこかにキツツキがいます!

音を頼りに探してみると、、、無心に穴をあけているのは、コゲラです!

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コゲラ(쇠막다구리)

以前、別の場所で見かけたコゲラもそうでしたが、剪定された樹の幹を掘ってます。
枯れて、水分が抜けて堀りやすいのかもしれません。
なにせ、コゲラというだけあって、大きさはスズメとあまり変わらず、力は弱そうですからね。

 

道から離れていたせいもあって、ずっと見ていても気づかないのか、穴を掘り続けていました。

動画でも、コンコンという音が聞こえます。

邪魔をしても悪いので、そっとその場を離れます。

 

進んで行くと、頭上の高いところからまたキツツキの音!
残念ながら、こちらはすぐ飛び立ってしまいましたが、アカゲラでした。
 

しばらく、じっとしていると、すぐ近くからコウライウグイスの声。
こちらも葉っぱの向こうで、探せども姿は見えず。

高いところでは、コガラやシジュウカラがさえずりながら飛び回っているようです。
ようやく、一羽をカメラの視界に。

シジュウカラと思ったら、頭に冠羽があるように見えます。ヒガラ!?

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ヒガラ(진박새)

 拡大してみると、やっぱり羽の模様もヒガラっぽいですね😃

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陽も高くなってきたので、公園を出て享子駅方向へ炭川(タンチョン)沿いを歩いていると、カワウが狩りの真っ最中。
写真は、一瞬水面から顔をあげた瞬間です。

遅い時間はいつも羽ひろげて日光浴ですが、朝方は活発ですね。

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カワウ(민물가마우지)

 

上流から泳いできた(流れてきた?)のはカルガモの親子です。

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カルガモ(흰뺨검둥오리)

この親子、アシの向こうで遊歩道からは見えなくなりました。

逆側から見てみると、小さな岸辺へ上陸、食事を始めました。
でも、親は食べるより警戒中、という感じです。

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以前有名になった丸の内のカルガモのように、本来は多くのひながいたはずなんですが、自然は厳しいですね。この大きさまで育ったのは二羽、ということなんでしょう。

 

 

 

最後に、使用しているカメラの紹介を。

今回の写真は、手前、ニコンのミラーレス Z50に、NIKKOR DX Z 50-250mm f/4.5-6.3のレンズをつけて撮影しました。

これまで、主に使用してきたのは、奥側の望遠コンデジ ニコンB500です。
(今は、後継機のB600になりました)

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写真はズームレンズを目いっぱい延ばした状態です(望遠)。
写真だと大きく見えますが、両方とも比較的小型のカメラです。

近くにいる鳥を撮るなら、Z50の方がきれいに細かいところまで写せます。暗いところで、あるいは速い動きを連射するにも、Z50が有利です。

遠くにいる鳥の姿を、とにかく認識できるように拡大して撮るには、B500のような望遠コンデジがお手軽です。

(小さいカメラ(望遠コンデジ)の方が、遠方を写せる理由は、またの機会に。)
  

きれいに高倍率で鳥を撮影するには、究極は、レンズ直系が大きく焦点距離が長い、いわゆる ”大砲レンズ” の出番になりますが、著者は機動性を考えて、その一歩手前くらいまでで楽しむこととします。


ちなみに韓国語でもそのまま(デポカメラ대포 카메라;大砲カメラ)という言い方のようで、バードウォッチングばかりでなく、アイドルの追っかけする女性の中にもデポカメラをかついだ通称デポヌナ(대포 누나;大砲姉さん(!?))と呼ばれる一群がいるようです!

コロナで、空港では撮影対象はいませんが、回数が減ったとはいえ、コンサートでは今でもデポヌナ達は活動しているのでしょうか。

 

シラサギの区別は!? ササゴイも登場

毎度毎度の登場ですが、この季節、街中でよく聞くさえずり、というか、けたたましい鳴き声から。
そう、ヒヨドリです。

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ヒヨドリ(작박구리)

聞くところによると、この鳥、韓国や日本では普通にいるんですが、実は東アジアの限られたエリアにしかいない鳥だそうです。
そうは言ってもうるさいですよね。動画で聞いてみてください。

 

 

さて今回は、久しぶりに最寄りの川、炭川(タンチョン)へ行ってみました。

いつもの望遠コンデジではなく、入手したてのミラーレスカメラを試しに持ち出してみます。

撮像素子の小さいコンデジに比べると、ミラーレスの利点は、比較的暗くてもAFがしっかり、素早く働いてくれることです。
結果、連続にシャッターも切れます。

ただし、ズームが250mm(35mm換算375mm)までなので、あんまり拡大はできません😢

 ※35mm換算、とかカメラの話は別の機会に。

 

まずはカルガモが流れに首を突っ込んで、食事中です。

連続で撮ったのでつなげてみました(三羽いるわけではないです😁)。

うん、水の流れがいい感じで捉えられてる。

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カルガモ(횐빰검둥오리)


そのまま、川べりを歩いていると、対岸に何か鳥がいます!
わかります?

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あっ! ジャンプしました。シャッターを押し続けて撮った写真をつなげてみました。

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この鳥は.....ササゴイです。

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ササゴイ(검은댕기해오라기)

ちょっと前に、板橋(パンギョ)の近くで似たような鳥がいました。
あれはゴイサギです。

でも、比べてみると、くちばしの形とか、結構違ってますね。
左がササゴイ、右がゴイサギです。

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似たような鳥といえば、俗にいうシラサギのひとつ、チュウサギも現れました。

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チュウサギ(중뻑로)

これも板橋で出てきたダイサギ、さらにはコサギとどう見分けるんだ?
基本的に、体の大きさが文字通り、大、中、小なのですが、並んでいないとわかりません。
まずは脚の色。

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チュウサギが飛び立ったところですが、脚全体が黒いですよね。

ダイサギの脚は、こんな感じ↓です。”すね”の部分が少し赤みがかった黄色ですね。

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ダイサギ(중대백로)

さらに、コサギの場合、脚全体は黒いのですが、指の部分のみ黄色いようです。
出会ったら確かめてみましょう。

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決定的なポイントは、チュウサギダイサギは口元が違うそうです。
そうは言っても、なかなか肉眼では確認できないのですけど。

とにかく、顔を比べてみましょう。

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まず目の横の色が違いますね。
ダイサギの緑は特徴的ですが、季節・個体によって変わるそうなので参考までに。

見分け方は、嘴の色。チュウサギは黄色、ダイサギは黒いですね。
さらに重要なのは、口がどこまで開くか(裂けているか!?)です。

チュウサギはほぼ目の下まで。黄色い部分が鋭角に尖っているのが口角で、口はここまで。
ダイサギは、目を越えて、さらに口の開く線があるのがわかるでしょうか?

 

さてさて、川沿いに下っていくと、今度はマガモが一心不乱に食事中です。

動画で撮ってみました(コウライウグイスの鳴き声も聞こえます)。

 

小鳥のさえずりが聞こえる手前の葦の茂みから、ぱーっと群れが飛び立ちました。

最後に登場は、スズメでなく、ダルマエナガの群れでした(二羽しか写ってないですが)。

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ダルマエナガ(븕은머리오목눈이)

 今日一日、ミラーレス+250mm望遠 で撮って見ました。

もう少し長めのズームが欲しいところですが、しばらくこれで練習ですね。
しばらく、望遠コンデジと併用ですね。

 

 

おまけですが、ちょっと寂しいお知らせが。

サギの脚を比べた図は、このブログでもたびたび参照する「韓国の鳥類」という図鑑からです。
しかし、購入したWebサイトを訪ねてみると、この本がもう表示されません😢

 

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自分がこの4月に買ったときの本も、2011年の初版本でした。
いよいよ売り切れちゃったんですかね。

手持ちの唯一の図鑑なので、使い込んだらもう一冊買おうと思っていたので残念です。大事に使わねば。 

 

 

漢陽都城その3 ジョビオ君

思い立って歩き出した漢陽都城も、今回で”一応”一周です!
特に北側でメンテ中で通れなかった部分も、いつかチャレンジしてみたいですね。

さて、いつもの地図で、今回はオレンジ色の部分。
最寄り駅、独立門駅(독립문역)から、城壁へ向かいます。

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駅の名前になっている独立門はこんな感じです。

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クイズです。
この独立門(トンニムムン)は、どこからの独立を記念して建てられたのでしょうか? 

韓国人でも結構、「日本からの独立」、という人が多いんですが、完成は1897年。

ということは、そう、清からの独立を記念して建てられたものなのです。
(知り合いの韓国人でも、説明するとびっくりする人います😆)

 

独立門のある辺りから、急勾配を歩きます、いや、登ります。

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やっぱり城壁は尾根筋にあるわけです。

 

城壁が見えてきました。

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この裏側に掲げてあった地図ですが、図の左下から、仁王山(イナンサン)を登って、降りて、図の右側➡ 義門(チャンイムン)までが、今日の行程になります。

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最初は緩やかな登りです。

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右手にある電線の上に鳥がいます。
ジョウビタキの雄です!

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ジョウビタキ(딱새)

雌とだいぶ色が違うせいもあり、ジョウビタキの雄、雌をそれぞれ、ジョビオ、ジョビコと愛鳥家は呼ぶらしいので、ならって今日のタイトルにジョビオ君と入れさせてもらいました😃

ところで、前回の漢陽都城アルキでは、ジョウビタキの幼鳥と出会っています。
比べてみると、こんな感じ。
もちろん違う個体でしょうが、よくぞ綺麗になるものです。

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カメラを固定できなくて、画面がふらふらして申し訳ないのですが、動画でさえずりも聞いてみてください。

高いところにいるので、頭の色がわかり難いのですが、今回は最後の方でまた登場して頭の色も見せてくれます。

 

 

このまま登っていくと、急に勾配が急になってきます。

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山頂に近づくと、さらに急に。
仁王山(イナンサン)に上る他のルートも、最後はこの道に合流するのを思い出しました。

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頂上自体はあまり面白くないので省きますが、この漢陽都城(ハニャントサン)には、城壁がぐにゅと曲がって突き出したところ(防衛のために見晴らしをよくしてある)が何カ所かあり、特にぐいっと曲がっているのを曲城というそうです。

下の②は、頂上脇にある部分で、ここも突き出していますが、曲城というのは①の方。

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ここへ来るまでに①の傍を抜けてきたのですが、一般人は入れません。
今も昔も、重要な拠点には軍の施設があって、侵入禁止エリアとなっており、特に城壁の北側には何カ所か、そういう場所があります。

 

さて、頂上を過ぎればあとは下りですが、途中、林の中に追い駆けっこする二羽の鳥。

そのうち一羽をなんとかレンズに捉えました。

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これもジョウビタキの雄、ジョビオ君です。

図鑑を見ると、「頭頂と後頭は灰色で、顔とのどは黒色」とありますね。
たしかに頭がツートンカラー。

残念ながらもう一羽、おそらく雌のジョビコちゃんは行ってしまいました。

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もうすぐ終点の彰義門(チャンイムン)が見えてきました。

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近くの樹に羽ばたく鳥出現!

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左上の枝の根本からのぞいた顔からのどには、黒いネクタイ柄!

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そうです、最後はやっぱりシジュウカラ
それもかなりの近距離に現れてくれました😁

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シジュウカラ(박새)

 

 今日の目的地は彰義門(チャンイムン)ですが、ここも直前で、城壁が尾根ごと道路で切り取られています。

道路上の赤いペイントは、ここを城壁が通っていました、を示しています。

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 彰義門です。
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今回は、すぐ近くの交差点にあった、ちょっとシュールな絵でお別れです。
(右目に 친구들(チングドゥル)・・・ともだち達、とありますが???)

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